成年後見人制度や相続について

 11月2日かがわ総合リハビリテーションセンターにて、みづほ法律事務所の弁護士 上原みづほ先生による「成年後見人制度や相続について」の講演がありました。

 相続の基礎知識や成年後見制度の概要について、パワーポイントを使ってわかりやすく説明してくれました。

 遺言について、自筆証書遺言と公正証書遺言があり。自筆証書遺言の間違い探しクイズで、書き方の注意や判子が必要と学んだり、新しい制度「自筆証書遺言書保管制度」があり、法務局に自筆証書遺言書を約4000円で保管できる。保管費用は安く済み、紛失や第3者による改ざんの恐れが無く、死後に遺言の存在を連絡してくれるとの事。公正証書遺言は、公証役場で専門家が作成してくれるので間違いがないし、原本が公証役場に保管され、裁判の手続きが不要。しかし財産の額に応じて費用がかかります。友人はもう遺言書を作成してると聞いて、自分も元気なうちに財産の整理をして、エンディングノートを活用してみなくてはと思いました。

 次は、成年後見制度の説明。自分は夫婦だけの家族なのでいずれ必要になるから興味がありました。法定後見制度と任意後見制度があり、認知症で判断能力が低下してしまうと自ら希望する後見人を選べない。介護は後見人の仕事ではない事など。

 どちらも、自らの判断能力があるうちにと実感しました。